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マジェスティック [DVD]

ジーンとすりゃいいってもんじゃない。

　なんと言っても「ショーシャンクの空に」である。「グリーンマイル」である。フランク・ダラボン監督作品であり、同時に“感動”した映画を話題にすれば、必ず名前が出るツートップ。どちらも見たけれど、確かに感動した。涙ぐんだりもした。が、何かピンとこなかった、ずっと。
　この「マジェスティック」は、上記2つの作品を含めた3部作の完結編。ところが、今度の“感動”はかなりしっくり来た。“感動”とセットで付いてきた“思考”という存在。どうやらコイツが鍵のようである。そう、本当の“感動”はジーンとして終わりではなく、感じたあとに何かを考えるきっかけを作るのではないだろうか。実際に今回は考え込んだ。それは自分のこと、人間に関することなど様々だった。今なら分かる。前の2つの作品は、“感動しなくちゃ”と焦りながら、無理に“感動”という行為をしただけだった。これではピンと来るどころか、心にさえ残るはずもない。
　ちなみになぜ、本作だけ本当に“感動”することができたのか。それは3部作の中でも比較的、私にはストーリーが分かりやすかったから。それだけの理由と言えばそこまでだが、これって重要だと思う。どんなに名作でも内容が分からなければ、そのおもしろさは半減してしまうだろうから。（F）

　◇　マジェスティック　ワーナー・ホーム・ビデオ　153分

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アザーズ [DVD]

1945年のイギリス、ジャージー島。戦地に赴いた夫を待つグレースは、広大な屋敷で子供たちと静かに暮らしていた。が、3人の使用人志願者が屋敷に訪れた日から、次々と不可解な出来事が起こり…。ニコール・キッドマン主演のゴシック・ホラー。

　◇　アザーズ／ポニーキャニオン

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突入せよ!「あさま山荘」事件 [DVD]

連合赤軍5人による人質立てこもり事件、通称「あさま山荘事件」から30年。当時の指揮官によるノンフィクションを原作に、長野県警、警視庁の猛者たちが繰り広げた10日間にも及ぶ激烈な攻防を壮大に描く。出演は役所広司、宇崎竜童ほか。

　◇　突入せよ！「あさま山荘」事件／ジェネオン エンタテインメント

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エンジェル・スノー [DVD]

ソギュンとジヌォンは結婚6年目の幸せな夫婦。いまだに子供ができないでいた二人だが、ついに嬉しい知らせを聞く。生まれてくる子供のために郊外の家に引っ越したりと、充実した日々を送っていた二人。だが、幸せな時間は長くは続かなかった…。

　◇　エンジェル・スノー／松竹

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アリ [DVD]

生涯に数多くの逸話を残すボクサーとして語り継がれるモハメド・アリ。20世紀のカリスマと呼ばれる彼に、役作りのため話し方や癖を研究し20・近く減量したウィル・スミスが扮する。スタントを使わなかったというファイト・シーンに注目だ。

　◇　アリ／松竹

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少林サッカー デラックス版 [DVD]

香港では公開されるやいなや、すべての記録を塗り替えて香港映画歴代ナンバーワンに。日本でも、全国で拡大公開されるほどの大ヒットとなった究極のコメディ映画。少林拳を広めるためにサッカーをやることになった主人公と、仲間たちの活躍を描く。

　◇　少林サッカー／ジェネオン エンタテインメント

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ドリアンドリアン [DVD]

中国の東北部から出稼ぎに向かったイェンは、家族に内緒で3週間の就業ビザを使い香港に渡った。香港の雑踏の中で体を売り、たくましく生きるイェン。そんなある日、家族揃って中国から不法出国した少女・ファンと出会い、束の間だが心を通わす…。

　◇　ドリアンドリアン／パラマウント ホーム エンタテイメント ジャパン

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ベッカムのすべて ― 伝説を作ったヒーロー [DVD]

ワールドカップ以来、日本でもすっかり人気の定着したベッカムに迫ったファン待望のビデオ作品。最新インタビューを中心とした、オリジナル未公開映像を多数収録している。練習風景はもちろん、グラビアやCMの撮影風景まで貴重な映像が満載。

　◇　ベッカムのすべて〜伝説を作ったヒーロー〜／ビデオメーカー

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春の日は過ぎゆく [DVD]

離婚経験のある年上の女性ウンス（イ・ヨンエ）、偶然彼女とと出会った青年サンウ（ユ・ジテ）。変わりゆく愛に揺れる男女の心を繊細にリアルに描いていく。監督は「八月のクリスマス」のホ・ジノ。エンディングテーマを松任谷由実が担当している。

　◇　春の日は過ぎゆく／松竹

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